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マンションの修繕積立金の相場とは

マンションの修繕積立金の相場とは

マンションの住環境を保つためには、定期的なメンテナンスが必要不可欠になります。
そのための修繕積立金は、どのくらいの金額を目安に積み立てたら良いのでしょうか。

修繕積立金とは?

修繕積立金は月々マンションの購入者が支払うもので、この資金は建物の外壁、廊下、エレベーターといった共用部分の修理が必要になった際に使われます。
定期的なメンテナンスはもちろん必要ですが、急に修理が必要になる場合も考えられます。
そのような時に、修繕費がないということを防ぐために修繕費を積み立てておくことが必要なのです。

マンションを販売している事業者からは、新築からの経過年数によって見込まれる修繕工事の内容や、時期、費用等が書かれた「長期修繕計画」が提示されます。
さらにこの計画をもとにした、修繕積立金の額も提示されるため、確認するようにしましょう。

修繕積立金の目安

国土交通省がマンションの管理組合や区分所有者(マンション購入者)を対象に、5年に一度「マンション総合調査」を実施しています。
この結果によると、戸当たりの修繕積立金は、11,800円となっています(前回の調査は平成20年度で戸当たり11,877円とほぼ横ばい)。

しかし、マンションの階数、延べ床面積といった規模、さらには建物のある場所によっても、将来的に見積もっておくべき修繕費が変動することは忘れてはいけません。
また、機械式駐車場が設置されている場合は、修繕にかかる費用も大きくなることから、さらに積立金額を増やす必要があります。

修繕積立金の目安額は、「マンションの修繕積立金に関するガイドライン」を国土交通省が公表しているため参考にすると良いでしょう。

修繕積立金の積立方法

積立方法は複数あり、いずれも長期修繕計画に基づいて決定します。

長期修繕計画期間中に同じ金額を積み立てる「均等積立方式」、築年数が浅い段階では修繕費がかかる可能性が低いことを見込んで、当初の積立額を低くし、徐々に積立金額を増やしていく「段階増額積立方式」等があります。

計画はあくまで将来の予想ですから、これらの積立方法を一度決めたらそのままにしておくというのは避けるようにしましょう。
居住者と管理組合の話し合いを通じて定期的に見直しをすることで、実態に即した積立方法や金額を設定するようにしましょう。

積立金は多く積み立てた方が安心?

大規模な修繕が必要になった時に、お金が足りなくなるということは避けたいものです。
しかし、月々の積立金額が多いからといって、それが良いとは言い切れません。

月々の支払い負担が大きくなり、住宅ローンの支払い自体が厳しくなる可能性があります。
積立金が適正であるかを検証し、経過年数にあった金額を積み立てる必要があります。



どんなに最新機能や設備を兼ね備えたマンションでも、年数が経過することによる劣化は避けられません。
資産価値の維持や居住者にとって快適な住環境を提供するためにも、積立金は安心や安全を守る大切な資金になります。
修繕積立金の相場観を知ることで、将来のリスクに備えるようにしましょう。


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