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マンションにおける防水工事の種類について

マンションにおける防水工事の種類について

マンションの防水対策としては、屋根、屋上、外壁、ベランダ、共用部分の廊下や階段などに対して行う必要があります。
今回は、屋上部分における防水工事を中心に見てみましょう。

三角屋根と陸屋根(ろくやね)

一軒家やアパートでは、屋根に傾斜をつけて(屋根勾配)形状が三角になっていることがあります。
一方マンションでは、屋根に傾斜をつけず平らな状態にすることで、屋上スペースを有効活用するケースが見られます。

このような平らな形状の屋根のことを陸屋根(ろくやね)と言います。
陸屋根は傾斜がないことから、水はけが悪く水たまりができやすいと言えます。

また、太陽光が当たるため劣化も進みやすく、しっかりとした防水対策をしないと水漏れに繋がってしまいます。

陸屋根の防水工事1:アスファルト防水

アスファルト防水は、合成繊維不織布にアスファルトをしみこませたシートを、バーナーを使いながら焼き付けていく工法です。
他の工法と比べると費用は若干高めですが、高い防水効果があるため耐用年数も長いのがメリットと言えるでしょう。

デメリットは、シートに厚みがあるため、施工後の見栄えがあまり良くないことが挙げられます。
また火を使う工法であるため、施工中に煙や臭いが発生します。

しかし、火を使わない常温工法を用いれば、安全面や環境面に配慮することができると言えるでしょう。

陸屋根防水工事2:ゴムシート防水

ゴムをシート状にしたものを、接着材などで張り付けていく工法のことを言います。
ゴムの特性から伸縮性が高く施工しやすいのが特徴に挙げられます。
また工期も短く、コストが低いこともメリットと言えるでしょう。

ゴムシートは、アスファルト防水に比べると薄いため損傷に弱い特徴があります。
また、ゴム自体の耐久性は高いのですが、使用する接着剤の耐久性が低いため、それが原因で雨漏りになることがあります。
その他にも、接着剤に使われている化学物質によるシックハウス症候群にも注意が必要になります。

陸屋根の防水工事3:塩ビシート防水

塩化ビニールをシート状にして、接着剤で張り付ける工法のことを言います。
ゴムシートと同様に伸縮性が高いため、施工しやすくコストも低めなのがメリットです。

また、色のバリエーションが豊富であることも特徴です。
素材の特性として紫外線や熱にも強く、鳥害による被害も軽減できる耐久性を兼ね備えています。

デメリットには他の材質と比較して、耐用年数が短いことが挙げられます。

陸屋根の防水工事4:ウレタン防水

ウレタン樹脂の塗料を塗装する工法です。
塗装による防水工事の主流であることからも、取り扱っている業者が多いのが特徴です。

材質も速乾性が高く、塗装後すぐに歩行することもできます。
費用面においても安く、工期も短いことがメリットに挙げられるでしょう。

塗装による工法のため、経過年数に伴って、塗装が剥がれてしまったり、亀裂が入ってしまったりと劣化しやすい点がデメリットに挙げられます。
しかし、再度塗装することでメンテナンスすることができます。



工法や材質によって、防水機能が維持できる耐用年数に違いがあります。
マンションの構造や用途にあった、防水対策をとるようにしましょう。

必要な防水対策のためには、まず現状確認が重要になります。
メンテナンスで良いのか、修繕が必要であるのかを見極め、防水対策をするようにしましょう。


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